原生林の猛魚たち (つり人ノベルズ)



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原生林の猛魚たち (つり人ノベルズ)

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ブラジルの大湿原に棲む魚達を知る

パンタナルと呼ばれる大湿原。パラグアイ河を源流とするこの大湿原は、ブラジル南東部、ボリビアとパラグアイに接するマット・グロッソ(大森林)州に位置する。ここは様々な魚が生息する「水のオアシス」であり、ドラード、ピラニア、パクー、ピンタード等の魚がいる。釣り人にとっては、大変すばらしい場所である、と著者は言う。そのすばらしさを著者は読者にわかりやすく、丁寧に説明してくれる。各々の魚を釣るための釣りの道具、えさ、釣りの作法。私は全く釣りをしたことがないが、まるで、自分がその地にいて、実際に著者の教えを受けているような錯覚を覚えた。この作品は大湿原の生物学の書でもある。読んでいると日本では見られない、いろんな生物のことが知れておもしろい。
フィッシュイーターを釣る

 1981年に講談社から出た『原生林に猛魚を追う』にいくらか手を加えて新書化したもの。
 著者はサンパウロ在住の推理小説家・紀行作家で、開高健の『オーパ!』に出てくることでも知られる。本書はアマゾンで猛魚(フィッシュイーターを指す。魚を食う魚のこと)を追いかけた記録。
 ドラード、ピラニア、パクーなどが対象となっていて、なかなかのファイトを見せてくれる。名文家であり、平明にして美しい。実際の釣りよりも、密林に出かけて行くこととか、人々との触れあいが中心となっていて、印象深い。



つり人社
アマゾンの巨魚釣り (つり人ノベルズ)







         
         

         
         カットウ釣り