突然セキュリティ担当に任命された時の入門書に
セキュリティと言っても、その語られる範囲は大変広範です。 暗号化や認証、デジタル署名、ファイアーウォールなどの技術的な話から、企業内での外部からの防御、企業内でのセキュリティ・ポリシーの考え方、逆に個人情報や著作権など自身が扱いに注意せねばならないケースなど様々です。こういった全体像を把握していなければ「セキュリティ」と言われたときに、どういった言った脈絡で語られているのか見極められず、頓珍漢な受け答えをしてしまう可能性があります。実際、技術的なことは知っているのに、法的な問題には疎いなどなかなかこういったエリアを語れる人はいません。このような広範な知識を整理するのは大変な作業だと思います。本書はこういったセキュリティのいろんなエリアを整理し、簡潔に示してくれます。 本書だけでセキュリティの専門家になれることはありませんが、IT業界に身を置いていると専門でもないのにこういった分野で一くさり蘊蓄を語らなければないらない場面に遭遇することがあります。 そういう時に体系的にそういうことが語れる技術者にとっても安直になるために、本書は最適です。
セキュリティの重要性
現在インターネットにつながっていない計算機はないとも言い過ぎではないぐらい、インターネットの普及は目覚しいが、その一方で今まででは考えられなかったインターネットの脅威、弱点というのも浮き彫りになってきた。そんな中でインターネットにおけるセキュリティの重要性はますます高まっている。本書はセキュリティの専門書ではなく、入門書的存在だがセキュリティの重要点を非常に効率良く学習することができる。情報処理試験にもセキュリティ分野の資格が出現しているが本書はそういった試験の参考書としても実は最適である。(経験談)
技術評論社
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